こんにちは、あこです。
前回は娘ちゃんの中学生時代のお話を書きました。
今日は暗黒の高校時代についてお話ししていきたいと思います。
高校入学
週の半分を不登校の状態で付属の高校へ入学。
中学からの持ち上がりのお友達もいたものの、高校から入る子がクラスの半分を占めていました。
普通クラス・英語特進クラス、特待クラスと3種類に分かれていて、娘ちゃんは特待クラスに在籍。
その年は高校からの入学生が前年の倍という珍しい年でした。
中高一貫校って、比較的中入生(中学から在籍している子)が優遇される場面が多いと聞いていたのですが
この年に入学したきた高入生(高校から入学した子)が、成績優秀の子が多かったらしく、高校受験を経験していない中入生たちはゆるゆるしている子たちをあっというまに抜きさっていきました。
そこで先生から中入生の子たちへの風当たりが強くなっていった(らしい)のです。
半分不登校の娘ちゃんは、そういった空気を敏感に感じたそうです。
それでも高校生からちゃんと学校に行くと頑張って行っていました。
この頃から、少しづつ過食が始まっていました。
最初は過食から 負の連鎖の始まり
高校1年生の秋のことです。
ある時から、お菓子とか、お米とか、インスタント食品とか、家にある色々なものがなくなっていきました。
お腹空いてたのかな~と思うくらいだったのが
明らかに空腹満たすレベルでない量が減っていき、
最初は週に1回だったのが2回、3回と増えていき、
同時に学校に登校できない日がどんどん増えていきました。
途中から、過食嘔吐になりました。
1日3食をすべて食べて吐くようになりました。
嘔吐のきっかけは、体重が増えていくのが嫌から。
手には吐きダコ、歯は黄ばみ、顔はむくんでしまい
朝起きられない、夜眠れない
起きて、食べて、吐いて、寝て、起きて、食べて、吐いて、寝て…の無限ループ
明るく友達の多く、部活に生徒会にと毎日忙しく過ごしていた娘ちゃんは遠い昔の話になってしまい
どんどん鬱状態になっていきました。
カウンセリングから始まり、心療内科へ
最初は学校でのカウンセラーと話したり、保健室登校したりと学校でも色々と提案してもらいましたが
全くよくならない、どころか日に日に悪化していきました。
高校1年生の冬、とうとう学校に通えなくなってしまいました。
そこから、心療内科に通ってはどうかと学校医から提案があり、地元の心療内科へ通い始めました。
週に1回の医師の診察と臨床心理士とのカウンセリング。
だいたい1時間くらい。
投薬は眠れないときに飲む軽い眠剤のみ。
症状はちっとも改善されずに時間だけが過ぎていきました。
3ヶ月通院して、ある時医師から吐き捨てるように言われたが
『そろそろ過食嘔吐飽きたでしょ、やめたくなったんじゃない?』
…(‘Д’)…どゆこと?
娘ちゃんから、もう病院に通いたくない、と言われ、一旦通院を辞めました。
摂食障害に理解がある先生に出会えるかどうかは、ほんと難しいです。
長くなってしまったので、また後日に続きます。
コメント