こんにちは、あこです。
前回は娘ちゃんの高校生時代②のお話を書きました。
長い!長過ぎる(笑)
やっと高校3年生に突入します。
本当はここに書けないようなひどいこともたくさんあるのですが(笑)
常識の範囲内でいけるところまでいってみようかと思います。
吐き方を変えて1ヵ月で7キロ痩せる
吐きダコで手がガサガサで黒ずんでしまい、人に指摘され気になってしまったこと、いわゆる『底』まで吐けないこと、体重が一定のところから減らないことを気にした娘ちゃんが新たな吐き方をスタート。
どんな吐き方かはあえてここではだしません。これを参考にして…なんて人がでても嫌なので( ゚Д゚)
底まで吐けるようになり、みるみるうちに痩せていく娘ちゃん。
肌はガサガサ、目の下にクマ、生理は止まり、常にどこかしら体調不良。
体重は1ヵ月経たないうちに7キロ痩せ、30キロ台に突入しました。
某ファストフードでアルバイトしていましたが、体力が落ちてしまい、起き上がるのもしんどそうに。
バイトは無断欠勤が続き、とうとうクビになってしまいました。
娘ちゃんは引きこもりに戻り、また家で過食嘔吐だけを繰り返す日に。
過食するお金がない娘ちゃんはバイトを転々としますが、過食嘔吐が生活の中心になっているので無断欠勤を繰り返して辞めて、新しいバイト先を見つけての繰り返し。
近所のコンビニやスーパーはすべて制覇したのでは?と思うほどに勤めては辞めての繰り返し。
その中で唯一長続きしたコンビニバイトで…初めての彼氏ができました!(*^_^*)
彼氏ができたことで過食嘔吐が減少傾向に
初めての彼氏は20代半ばのフリーターのコンビニバイト(もうこの時点で色々…ねぇ)
彼氏ができた娘ちゃんは毎日が楽しそうでした。
バイトも楽しそうに行き、デートをした、○○をもらったとたくさん報告してくれました。
その頃も過食嘔吐は続いていましたが、忙しく過ごしていたせいか回数が減っていました。
このまま少しずつ減ってくれればいいな~なんて淡い期待はすぐに打ちくだかれます。
付き合って2か月頃の時に、理由はわかりませんが彼氏と別れることに。
同時にアルバイトも辞めてしまい、元の引きこもりに…
よく摂食障害で苦しんでいましたが、理解のある彼氏や旦那のおかげで治りました!なんて素敵なことを聞きますが、どこでその彼氏は見つかるのでしょうか…どなたか教えてください(;’∀’)
念願の語学留学
そして高校3年生のときに、娘ちゃんのやりたいことのひとつだった語学留学をします。
渡航して1週間経たないうちに『勉強が大変、日本に帰りたい』と泣きながら電話がありましたが
『帰ってきたら』の言葉をグッと我慢して、とりあえずあと1週間頑張れ!と励ましたら
本人は帰っていいと言われるのを待っていたそうで(笑)
母のまじめな返しに我に返って、その後は勉強を頑張り、友達を作り、楽しく過ごせてしました。
ちなみに留学期間中は寮タイプのワンルームマンションに住んでいましたが
過食嘔吐は毎日変わらずしていたそうです。
摂食障害は、環境が変わってしまったストレスでもひどくなったり、逆に良くなったりすることもあるそうです。
環境の変化の良し悪し
学校を転校したこと、留学は良い結果につながりましたが
アルバイト、彼氏はあまり良い変化にはつながりませんでした。
ただ、家でずっと過食嘔吐を繰り返す生活や、ネットの中の書き込みだけでなく、リアルな人と触れあうことで良い変化が全くなかったわけではありません。
その頃の娘ちゃんは気持ちのアップダウンが激しく、良いときと悪いときは人が変わったようになってました。
環境を変えることが必ずしも良い変化には繋がらないのかもしれません…
焦って大きく変化するよりも、少しずつ少しずつ慣れていったほうがスムーズかもしれませんね。
過食が生活の中心になると、家族、友人関係、仕事、色々なものに支障をきたします。
頭が過食欲でいっぱいになってしまい、この後学校だから、仕事だからという
普通の思考すら働かなくなってしまうのです。
過食嘔吐はいまや娘ちゃんの生活に根付いてしまい、自分の一部になっています。
その中で、どうやって折り合いをつけて考えながら、生きていくしかないと思います。
すぐ抜け出せると思って始めた過食嘔吐が、いつしか生活の中心になる前に…
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